PGKとPGJは「寒天」と言われてると「日水」の標準寒天の方が頭に浮かんでしまいますが、普通の皆さんには寒天と言えば伊那食品が作っているような寒天食品がポピュラーです。
その伊那食品ですが、土石流が出たら一撃で流れてしまいそうなJA0の伊那谷の谷沿いに建っていました。 こんな傾斜地に工場を建てて場内の資材製品の搬送に掛かるエネルギーの無駄をどれだけ出しているんだろう?というのが素人の感想ですが、そんな傾斜地に鰻の寝床のように長い工場が建っています。
この工場群の一角に販売店やらレストランやらがありまして、結構時間がつぶせます。 平日に行けば充填工程を見ることも出来ます。 (どこの食品工場の見学もそうだが見せられるのは充填工程くらいなもんで、他の工程は素人目には汚く映るので見せられない)
で、その寒天製品販売店の一角にあったのがこれ。 これが寒天の原料になる「乾燥てんぐさ」です。 谷山浩子が「私てんぐさ♪」と歌ったアレです。
これを煮詰めて多糖類を抽出し乾燥したものが粉末寒天と言うわけです。これは皆さん小学校で習ったとおり。
習ってはいたけれど、乾燥てんぐさを初めて触りました。「へー」な感じでした。
さて、こういう店でついつい買わなくても良い珍奇な新製品を買ってしまうようになったら爺になった証拠ですがhi。 買い込みました。
開発担当者の脳みそが煮えている感じがよく分かるSKUの展開では有ります。 こちら
しばらく抹茶寒天をデザートにいただきましょう。