XYL曰く。
「いまや Stop Team Aho Projectだねぇ。」
「早稲田は機械工学はいいけど。生命科学系は良い教員いないのかねぇ」(個人の感想ですhi)
Dr. Obokata「生データの改変修正してはいけないって知らなかった」って、どういう指導教員が付いたのか? 30年前でさえ厳しく言われたもんです。
PGJのFacebookのログを見てみたら1月の段階で「方法が怪しい」と書いていましたが、どうしてかは、このWEBLOGにも散々書いたので省きます。
じゃ、どうして「あやしい」と思うのか?
「玄関先が汚い工場は、中も汚い。品質悪い。」とか、「従業員があいさつしない会社は品質悪い。」とか、「5Sができていないところはロスが多い。」とか品質監査で「注意を引くポイント」と言うものがあります。 これが「におい」です。
まぁ くさいのです。
Dr. Obokataの服装、アクセサリー、ラボの様子はすべて、細胞系研究室のスタンダードから逸脱していました。 それら「注意を引くポイント」を見て私たちは「くさい」と思ったのです。
過去データひっくり返した人たちもきっかけは「あの様子は、あやしくないか?」だったんでしょう。
「こうあってほしい。」と思っていることを「こうなっている。」と頭の中ですり替えてしまうことは、心を病んでいるいないにかかわらず人間よくあることです。
それをしないために科学のプロセスはSOPが規定されているのです。
いみじくも某細胞科学関係者が言った「研究が皆こんないい加減なものだと考えられるのが迷惑だ」という話がありましたが。 本当にお怒りごもっとも。
何しろ大迷惑は、いまNatureに投稿している他の理研の研究者達。「あー理研だろ。しばらくやめとけ、何が出てくるかわからん。」と放置されたら、却下されるまで他の雑誌に投稿することもできず。 論文が水の泡になりかねません。
「早稲田だぁ? あんなイロハも教えないどころやめとけ」と言われた論文がD論だったら、博士号も取れません。 博士というものは最低5年研究して論文を3本以上掲載されて、やっととれるもんなんです。
(論文ドクターという裏口は、この際置いといてhi)
他の現役研究者全員に大迷惑を掛けたのですから罪は重いねぇ。
以上、今朝のXYLとの世間話でした。