進角 変えられます

XYLのジムニーはJB23。 設計は前世紀です。 自動車専用道を多用する我が家にとってジムニーの高速域の伸びの悪さには「軽自動車だから仕方がない」で諦めていました。
やれ、コンピューターいじるだ、ターボいじるだ、をすると寿命が短くなりますし。
「まぁまぁ、乗ってて楽しいから、ジムニーは、こんなもんだ。」というのが我が家のジムニーに対する基本的思想でした。
一方、我が家に二輪車があった当時から「旧車でハイオク入れると火が飛ばん」エンジンのもの以外はハイオク指定でなくてもハイオクを入れてきました。
3万キロ乗ったFZ250の燃焼室を見たバイク屋のおやじ曰く「やたらエンジン内きれいだけど、金もないのにハイオクか?」に「なるほど」と思って以来ハイオク。 今でいうプレミアムガソリンをガソリンエンジンには使ってきました。 「カスが溜まりにくい」を期待して。
前世紀末、MR2(SW20)をZLへもっていったときは現地のハイオクが94-96の為、ワインディングで踏み込むとノッキング音が聞こえたもんです(日本仕様のSW20-Vは100オクタン仕様)。 100km/hで走っているのに聞こえるノッキングって精神衛生上よくないのでハイオクブースター添加剤を、よく使ったもんです。
SW20はIII型からZLへの正規輸入が絶えました。 MR2オーナーズクラブNZで言われていたのは「日本とオクタン価が違うのでトヨタがオセアニア仕様を作らなかった」説でした。 スバルは92-95オクタン仕様のデチューンしたWRXをオセアニアで売ってましたけどね。
その後、数年してBPが98オクタンを供給しだしてからは、SW20-V、まぁまぁOKで走ってくれました。 トヨタNZが正規販売したZZW30は96オクタン仕様でした。
で、ジムニーです。
「ハイオクしか使わないなら進角変えると乗りやすいですよ」と最近付き合いだしたディーラーで教えてもらいまして。
550円也。

進角調整抵抗

6型ではウォッシャ液タンクの下の方。 ステアリングコラムシャフトの右上方にあります=オレンジ矢印。 写真は11番の抵抗器に差し替えたところ。
まぁ、プラセボかなぁ と思って乗ってみたのですが、4速5速の2,400回転からの加速のツキがまるで違います。 XYLも「おー!」
いままで5軒の店は何で教えてくれんの? です。  ググってみたらJB23-6型までの定番の「イジリ」だそうですね。

こちらは外した標準の進角調整抵抗器。 品番は今回入れ替えた11番の品番なので、誤解なきよう。


「制御CPUが学習して元に戻る」説もあるようですが新車の頃からハイオクなので、別に実害はないです。 しかし、この加速が維持されるのなら、今までに払ったレギュラーとプレミアムガソリンの差額15年分17万円也は半分くらいは損していましたね。 もったいない hi (半分は燃焼室の中がきれいだったら元が取れている)
ディーラーのエンジニア氏曰く「年内一度プラグ見てくださいね」だそうです。
なんでも「進角を6°進めたので乗り方によってはプラグが溶ける」そうですので。
JB23はプラグがインタークーラーの下なので見るのめんどくさいなぁ。
どうせ年明けには車検なので、「スタッドレスに交換がてらブッシュやらゴムホースやら交換してしまえ。 こんなに快適に乗れるなら新車にすることはない! 消耗品全とっかえだ。」とはXYL。
これで、大きなガタが出なけりゃ、2018年発売の新型JB64/74へのオーダーは当分先延ばしになると思われます。
「故障は多い、部品は来ないアウディ」とのあまりの違いに驚くやら呆れるやら。hi
鈴木 流石





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