小田原の市電カフェ

小田原市(JCC1107)の小田原城址公園の南、東海道に面して箱根口ガレージなるものがあります。 行ってきました。 なぜガレージかというと、その昔この通りを走っていた市電車両を展示しているかららしいです。 鉄道だったらヤードかデポの気がしないでもないんですが、どうなんでしょ?

東海道に面しています 駐車場はないので小田原城周辺をご利用ください

この車両、元々は大正時代の都電(当時は都ではないけど)車両で、その後小田原市電(市営ではなく小田急)、さらに長崎市電に使用され、廃車後展示用に小田原の有志で買ったそうで、ここにあります。

電車の中で茶もできますが、併設のきんじろうカフェでいただくほうが快適です。

埼玉の秩父同様「昔は栄えたのよ」な写真がはってありました。
この盛り付けなのでXYLが「これは女子供向けの店だわ」と云うくらい客層は8割以上が御婦人方。

鉄道系のおっさん客が少ないのは車両がオリジナルではないことも理由の一つかもしれません。 (都電、小田原市電当時は木製ボディ、長崎で鋼鉄ボディに換装)

さてカフェの名前 なぜ きんじろう かというと、あの有名な元祖歩きスマホ少年が現在の小田原市の一部である栢山村の出身だから。 小田原城本丸に隣接して二宮神社があるくらいでして。

Don’t text while walking
尊徳さんになってからは、立ち止まっています。 

ちなみにこの銅像のちょんまげ 髻(たぶさ)が短いように感じる人もいるかも知れませんが、当時はこんなもの。 時代劇の髻が長すぎなんだそうな。

さて、市電に戻って

こちら台車

大正時代からの部品はどれでしょうね。 低速鉄道っていうのは長持ちするもんなのですね。

あれれ?

ガラクタや整備用具を機器/機械下に隠すのは地方三流メーカーの工場でありがちな風景だが、ここで見るとはねぇ。 ちなみに白のインシュロックは屋外使用には向いてないのよ。 

ちょっと残念でした。

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