DRL兼用のフォグランプを付ける場所を思案していて、フロントフォークに付ける?ことも検討しましたが「ステアリング系の慣性重量をこれ以上増やしたくない」という結論に至りエンジンガードです。
これも各社出していますがフォグランプの取り付け台であるということを考えるとパイプが一番前方に伸びているキジマの製品が最適解と思われます。
https://shop.tk-kijima.co.jp/item/IEG0003N03011.html
まずマフラを外します。
ガード自体は無加工で付けられますが、工具は選びます。 なにしろエンジンハンガボルトがガチガチに締めてあるので普通のメガネレンチでは回らない!
首が曲がっているレンチだとボルトナットの頭を舐めそうになる。
という訳で、滅多と使わない長いストレートレンチを出してきました。
ジャッキでエンジンを下から抑えているので緩んでしまえばボルトの差し替えは簡単。
こんな感じ。
今後の作業性を考えてボルトとナットの向きは左右反対にしました。(ナットを左に)
エンジン下面の取り付けも、もともとあるエンジンのボルト穴を利用。 ある程度走ってから付ける人は穴の中の掃除をしないと泥が詰まっていたりしますのでご用心。
前から見る出っ張りはこんな感じ
エンジンガードがついたら次はフォグランプ。
このPIAAのフォグランプは、最初はNDロドスタのサイドランプ > Vストローム250のフォグランプを経て、グロムへ。
ありあわせのクランプでガードに噛ませて配線はACC制御のリレーでバッテリーから。
はい、できあがり。 タンクの脇に顔を出している4極リレーはタンクカバーに押し込みます。
たかだか8Wのフォグなのでリレーを噛ませる必要も無いのですが、ACC電源の容量が不明なのでリレー経由でバッテリ直結にしました。 ヒューズは10A。
ハンドルスイッチはここへ。
出来上がり
右側だけです。 二輪車は片側だけでもOK。 2つ付けるときは左右対称がお約束。
使った部品は
PIAA バイク用フォグランプ LED 6000K 径90mm マルチリフレクター 12V8W
エーモン4極リレー
led付き 22mm ハンドルスイッチ 12V
このほかは、電線やら、防水コネクタ、ギボシやら、コルゲートチューブ、インシュロックやら。
で、実体配線図(複線図)を教えてと云う声があるので上記部品を使った場合の配線の色付き実配線図を書きました。 ご参照ください。 リレーもスイッチもメーカーが変わると配線も配線の色も変わるので、その点はご留意ください。 図の中の黒丸は電線の接続点です。 線が交差しているだけのところは線が跨いでいるだけで電気的接続はないです。 電線は0.75sqくらいのやつが無難と思います。 ハロゲン電球とかを使うのでしたら1.25sqmは使ったほうが良いでしょう。
二輪車の場合、前照灯1つから2灯点灯に替えると対向車からの被視認性を向上させることに有効です。
右直事故のほとんどは右折の四輪車が直進の二輪車を見落とすのが原因(そもそも自分の行く方向しか見てない爺さんも多い)。
二輪車の製造基準が常時点灯になったのも被視認性向上が目的ですが、2つ点灯していると遠近感と接近速度の認知が1灯点灯より高くなります(見ていれば)。
さて、グロム2024型にはオプションで付くアンダーカウルが発売されました。 これはなかなかスマートで付けたいものだと思って居たのです。
今回はアンダーカウルは見送ってエンジンガードバンパを付けることにしました。
このアンダーカウルの上にバンパーが付くなら また考えてしまうけど。
追記:
結局フォグは左右に付けました 以下参照