JA2 粟ヶ岳

島田市(JCC1809)に粟ヶ岳という他に抜きんでて高い山があります。 第二東名ユーザーには「茶」の山として印象深いでしょう。

今世紀初めて行ってきました。 前回行ったときはPGJがフェーザー、XYLがセローだったと思いますが、当時はガードレールも少なくて「あ、落ちたら上がらない!」みたいな道路でした。 今も、「ヘッドライトつけろよ」と看板が出ているくらい狭隘でブラインドコーナの多い県道です。

まぁ こんな登りです。 ハイビームとホーンでゆるゆる行きましょう。
てっぺんにはカフェがありますが、冬に行くと締切の店内にはシゾーカおでんの匂いがムンムンなので、カフェ狙いなら冬以外がおすすめ。 抹茶は美味しいです。

この粟ヶ岳はアマチュアのVHF, UHFユーザーにも有名な場所ですが、それもそのはず東西の電波の抜けが大変よろしいのです。 このため、放送、通信各社や官庁の中継塔が林立しています。

真ん中が国交省のタワー

第三管区海上保安本部のタワーは空中線が付いていないので、衛星化か光ファイバ化に伴うお役御免なんでしょうか。 そんな過去の遺物の技術に必要な無線従事者免許を取ったPGJは何を考えているんだか。。。 (仕事で使ってますhi) 
国交省の資料を見てみると平成26年には粟ヶ岳は一級回線だったようです。 写っている中のもっとものすごいタワーが新世代なのかな?

地図は下記国交省資料から

https://www.mlit.go.jp/tec/it/denki/index/aramashisankou_H3004.pdf
こういう無線設備を維持管理するのに必要な資格っていったいいくつあるんでしょう? 陸上無線技術士(第一級、第二級)、第一級陸上特殊無線技士、総合通信士(第一級から第三級)、電気通信主任技術者、電気通信施工管理技士、一種電気工事士、工事担任者、危険物乙、消防設備士甲、などなど。 結構大変な資格もありますから、維持費は人件費だけでも大変なもんでしょう。 そんなコストを掛けて流している放送があれかよという放送局の中継設備もあります。

さて、塔の足元が頂上です。

山頂を極めて気が大きくなったわうさまが大蛇にけんかを売っているところ

わうさま「なんだこのやろう!」
わうさま 呑み込まれた

晴れていれば頂上からの風景は、さぞ! です。

遥か彼方にネスレ島田工場も写っているけど視程が悪くてどれだかわからん。

 さて、お帰りはナビに騙されて以下のコース。 ジムニーだからOKでしたが、こんな道にミニバンで入り込んだら遭難だねぇ。

合格って地名なのです。

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