ニュージーランドについに口蹄疫が上陸?
TVニュースによりますと、バイオテロと言っていまして、だれかが口蹄疫ウイルスをぶちまけたとの脅迫状が届いたようで。
経済関係者にはこの病気の深刻さを理解している人が居ないようで、「口蹄疫の発生ニュースにもかかわらず、相変わらずNZ$は強いまま」とニュースは伝えています。
http://www.maf.govt.nz/mafnet/press/100505fmd-q-and-a.htm
当局は、すっかり「いたずらだべ」モードに入っていますが、なにしろ口蹄疫の感染力の強力さは他に例が無く(エボラとかの例外はあるけれど)、本当に少量の種ウイルスで発病可能ですし、油断大敵です。
日本を含めた北側先進国では、とんでもない愚か者が信じられない犯罪を起こしていますが、そんな奴がここに居ないとも限らず。。。。
日本で数年前に九州で発生したときは、地元獣医師会と当局、農協の連携でたったの3ヶ月で、元に戻しましたが、さて。 実際に発生した場合NZではどうかな?
きちんとした技術があれば、島での発生だから簡単に制御できると思うけどね。
でも、農林省は人の移動を禁止していないので、もし発生しているとしたら、あの処置では国中に広がるでしょう。
ま、発症まで1週間弱ですから、来週には「悪質ないたずら」か「本物のテロ」か分かるでしょう。
別の見方をすれば、
2年前の選挙のときは「遺伝子組み換え作物が検疫をすり抜けてしまったスキャンダル」と言うのがありましたから、政治的背景の有る妨害工作かもしれませんね。