10月なかばの大雨で、ギズボーン地区の畑は大損害。
今日の新聞報道によりますと2006年収穫予定野菜の被害額は現在判明しているもので、
日本向けかぼちゃ 約3億3千万円
日本向けとうもろこし(スイートコーン) 約1億円
澱粉もしくは飼料用とうもろこし 約1億2千万円
ブロッコリー 約1億2千万円
輸出できなくなる損失額 約9億円
生産がなくなることで支払われなくなる給料 約2億円
今日ギズボーン上空から見た耕地は、あいかわらず水害の爪あとが残っています。 こりゃー農産物輸出業者は大変だねぇ。
政府曰く「大雨は、何年か一度に降ります。 いちいち個別の大雨にかまっていられません。 自助努力してください」
農地を高くするとか、堤防を築くとか、水門を整備するとかしないとまた来年もこうなるかもね。
なにしろ、上流はあちこち下の写真のような感じ。 林業は選択伐採でなく皆伐だから伐採したら最後、20年は保水力は期待できませんし。
他の一見、緑が有る場所でも、実は牧草地だからこれも保水力は期待できない。
というわけで
雨が降ったら日本以上に速いスピードで川はあふれて洪水になるんです。 素人目にもわかるのだが、、、
予防策がなされてこなかったのは、これも教育の破綻が原因の想像力の欠如の為か?