北里先生

北里柴三郎先生は北里大学の「学祖」と言うことになっております。
今日のNHKの歴史番組は、その北里柴三郎の伝染病予防法の物語。
ドイツで6年間研究し成果を挙げて帰ってきたけれど、東大でとぐろを巻くしか能のない教授どもに追われて、日本での研究拠点をなくすところだった と言う話は省かれておりました。
その危機を救ったのが福沢諭吉。
というわけで北里大学は慶応出身の先生が多い時代があったもんです。(今は知らない)
東大の先生たちの毛色の違う研究者へのいじめは相変わらずすごくて、先日も多比等先生が「論文でっち上げだ」とつるし上げられていましたが、この先生は高専出なんだよねぇ確か。 
海外の研究機関などで成果を出せず、東大でしか生活できない先生や東大閥でしか仕事のできない無能な人の結束って、ご立派だからねぇ。 特に東大以外の出身の先生や研究者へのイジメは苛烈。
多比等先生もデータに自信がなくなった時点で、「追試験したら再現できませんでした。 どうもあれは失敗だったみたいです」と論文を出したらそれでOKだったのにね。 科学の世界では、格好悪いけど失敗も1データとして扱われるからです。 
しかしまぁ、無能な人ほど群れたがるのよねぇ。
記憶力と判断力は別の次元の能力と言うことでした。

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