さて、毒入り餃子は、ほぼ冥土院チャイナということになったそうですね。
「袋が密封されている」からだそうですが、網線シール(通気性を残したシール方法)が出回っている冷凍食品容器なので、本当にシール部が密封かどうかは怪しいもんですがねぇ。 (もっともJTの冷食は買ったことが無いので良く分からんけど)
前にも指摘しましたが今回は残留農薬ではなくて、毒物を製造後意図的に混入したか、重大な過失で混入させてしまった「事件」であったわけです。 後者の場合は、いろいろな理由があげられます。 「打ち粉と殺虫剤を小分けしておいて、その容器に目印つけてなくて間違えた。」なんていうような家庭で塩と砂糖を間違えるような勘違いと同様。
前者の意図的な犯罪の場合。。。
実はPGJも経験があります。 会社をくびになる従業員が腹いせにドッグフード缶詰ににCRC556をつめて製品にしたり、ダンボール片をぎゅうぎゅうに押し込んだり。
「油臭い」とか「中身が全てダンボールです」なんていう苦情を受けて悲鳴を上げたもんですhi
さらには、「○○株式会社社員食堂」なんていう食券が出てきたこともあります。 これは閉鎖が決まった工場の従業員が腹立ち紛れでやったサボタージュ。
苦情が来た頃には、もうその工場はありませんでした。。
工場というものは従業員が犯罪行為をしない前提で作られております。 福利厚生や給与など愛社精神を目覚めさせる労務人事管理も大事な品質保証の一つなんですね。
超格差社会の共産中国ですから、まぁ餃子工場でもいろいろとあったんでしょうな。
さて、「こんな事故が工場起因で起きて、それが数件で終わるわけが無い、だから店頭あるいは流通の下流での混入」とPGJは言いましたが、その後、「出てくる出て来る」。
あそこまで異常な情報をつかんでいて、市場からリコールしなかったJTフーズの危機管理の甘さには驚くばかり。 加工食品の品質保証屋の常識を逸脱しています。
「さすが『この製品は有毒です健康に有害です』とラベルを貼ればWHOが万病の元としている製品でも大量に売ってしまえる会社の子会社だなぁ。ですhi
冷凍食品にもあのラベルを貼れば良いのかも。
「健康のために食べ過ぎに注意しましょう」