矛盾

昔 唐土に「この矛はどんな盾でも貫くことができる矛である。また、この盾はどのような矛でも貫くことはできない」と売り口上をした商人に「その矛でその盾を突いたらどうなる」と賢者が聞いたら、、、、という故事が矛盾の語源になった。
というのは小学校でやりましたな。
さてこちら、ちょっと良い品をお手元へ。というコンセプトの通信販売大手のカタログ雑誌ですが。
カタログ雑誌が天下国家を語る不思議よ。

原発再開は国民投票で とか
まぁ情緒的な事が書いてあります。
1930年代に情緒で対外戦争を始めて、41年にはW(米合衆国)と大喧嘩を始めて、結局大負けしたにもかかわらず。 情緒で天下国家を語る国民性はなくならんねぇ。
      
これだけの印刷物を製造頒布するエネルギーをどこから得られると思っているのか?
1回の印刷、製本、配送に億単位でかかるほどのコストはエネルギー消費と比例しています。
(1回の配送物の重さと発行部数から約1,100ton以上の資源を消費していると考えられます。 インキ、溶剤、紙、糊、印刷機を動かす電気はもちろん、物流エネルギー、またデザインなどのバックオフィスエネルギーなどなど)
 
すべてネットショッピングに切り替えてから「原発反対」とでも言えば可愛いものを。 
ビジネスモデルと主張が矛盾してますな。
それに、我ら一般国民は大局を見ることに愚かだからエリートに国を任しているのよ。
(JAのエリートが他国のエリートに比べて優秀かどうかは別の課題)
HB9(スイス連邦)のような強烈な義務を伴っている直接参政権の国とJAを同列に語るのは無理ですよ。

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