労働安全と品質関連部署ほど情けないものは無い。
『事故が起これば「何やっているんだ」と文句を言われ、事故がないと「お前ら暇そうでよいな」と予算カットになる。まったくなさけない仕事だ』 これは20世紀も終わるころのJA2のどこかの化学工場の安全担当者の愚痴ですが。
さて、PGJは総合品質保証の仕事が長いですが、上記の愚痴はわからんでもないですね。
四方八方に注意を配り、「あれしろ、これはやめろ」と言っていると、確かに事故はめったと起きません。 なにか予期せぬことが起きても、対応演習をしているから、速やかな対応ができます。
品質保証の仕事はチーム全体の作業と生産物を均質化し高度化し、かつ対応力をあげることですから、よくできた組織ほど「品質保証は何やっているかわからん」になるのは無理も無いことです。 なぜなら、各チームも品質向上と維持のためのプロセスを粛々としているから、差がわかりにくいというのもあるでしょう。
反面、品質保証や危機管理がいつも大忙しというのは、本当にろくでもない組織です。
311以降の民主党以下、日本国の多くがそうでしたね。
さて、粛々とやってのける一例
http://yoshiko-sakurai.jp/2013/02/14/4553
彼らを見るまでも無く、きちんとやっているところほど、しれっと大変な難問を克服してのけるものです。
かくありたい。