地域の再生ねぇ。 震災被災地に限らず、再生だなんだと聞こえてきます。
北海道や九州の石炭、焼津や東北太平洋沿岸の遠洋漁業、神奈川の果樹、JA各地の家電産業、京浜、瀬戸内海、九州北部の造船産業、などなど、産業に寿命はあります。
ZLでも羊の輸出がだめになってゴーストタウンになっている地区など山ほどあります。
Wのデトロイトのゴーストタウン地区もありますね。
「地域」など経済や物流の都合であっという間に消えるのが世界史の常識。
数千年前に肥沃な三日月地帯は燃料の枯渇で消え去りました。
高速道路ができて、下道沿線の商店街がつぶれるのも、各地で見られたはず。
アンカレジ空港の免税店産業も東アジア、欧州の直行便ができてパァ。 (この場合は貨物空港のハブ化されたので、ゴーストタウンにはならなかった。 いまどきの人はアンカレジ経由など知らんか?)
それがなぜ東北ばかりが手厚くされるのかがよくわからない。
地域の崩壊。 コミュニティーの再生を。とか、やたら聞きますが。
学校卒業してから定年まで職場がなくならない人なんて労働人口の数%しかいません。 よほどの大金持ちでもない限りモビリティーとスキルのない人は自爆するしかないですね。
スキルがない=自分の不勉強を呪うしかない=経験則。
五体満足なら地球の裏へ行ってでも働いて生き残りなさい。 地域コミュニティーなど行った先で作れば良いです。 そんなもんです。
北海道だって朝鮮や満州や南洋や内地からたくさん人が行って、そこでコミュニティー作ったじゃないの。 東京の下町だって、いわゆる「東京は田舎もんの寄せ集め」で、それなりのコミュニティーつくってたでしょ。
再生などしなくても新たに別のものを作ったほうが、よっぽどマシだし効率的。
地震と風水害の国JAは昔から再生より、新たな形の復興をしてきたでしょ。