リスクの見方

昨今の新型肺炎騒動でリスクリスクと皆様大騒ぎ。 相変わらず「リスクが有るの無いの」とリスクの意味もわからん人々が喧しいことで。 リスクがあるのは困りますとか言いますが、ゼロリスクはありません。
リスクは大きいか小さいか、相対的な物です。 

具体的に説明したのが下の図

どちらの図も経済産業省のリスクマネジメントのページから貰ってきました。
https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/risk_assessment_practice.pdf
人が死にそうなことが高頻度で起きる これはリスク大です。
痛くも無いようなことが、ほぼ起きない。起きたことがない。 これはリスク極小です。
新型肺炎で死ぬ人がいます。ということは危害の重大性が「重い」です。 一方、罹患者の内で重篤になる感染者の率はインフルエンザ程度と言われていますので中くらいですね。 2番目の図のA領域で要注意には違いないですが、B領域との境くらいです。 予防ワクチンができる前の天然痘でしたら、トップオブトップのA3でしょう。 
リスクという概念はこのように見ますです。
素人向けに以下に一式揃ってますよ。 私も重宝しました。 流石天下の経済産業省。
https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/risk_assessment.html

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