PGJはお酒が好きですが、基本的に国内のお酒は東日本のものが多いです。 というわけで西日本で多く造られる焼酎はあまり飲む機会がありません。 焼酎=スピリッツと考えるとPGJが一番消費するスピリッツ類はデンマークのアクアビットのような気がします。薬草臭くて日本人ウケはしない。 デンマークでドカドカ取れるのは馬鈴薯なので馬鈴薯のでんぷんを麦芽で糖化させて作ります。 一番余っている穀物で作るというのが酒の基本です。
皆様ご高承の通り、西日本では「暑すぎて米をカビで糖化して糖分解酵母でアルコールにする前に腐っちゃうので、元々糖度の高い穀類を使って一気にアルコール発酵させ、さらにそれを蒸留して焼酎にしてしまう」という酒が多いです。
芋は甘いですね。
麦焼酎は清酒から作る米焼酎と同じなので、芋に比べたら気を使う製品なのかもしれません。
で、ダバダ火振 https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/column/299/
栗が原料なんです。 これまた甘い原料です。 栗は余っている穀類ではないですが、日本の消費者に見た目で受けて入れてもらえないという点で余っちゃった穀類の一部。
PGJがこの焼酎に出会ったのはもう10年くらい前。
四万十市(JCC3910)出身の当時の勤め先の同僚に帰省のお土産に頂戴したからなのです。 焼酎はあまり飲まないPGJですが、これ、ネスプレッソのアルペジオに垂らして飲むととても香りが良くて美味しいのです。 写真の小瓶は、その会社を辞めるちょっと前に頂戴した小瓶なのですが、同僚との思い出も多々あってもったいなくて開封せずに居りました。
そしたら、先週末にたまたまKinokuniya店頭で写真の箱入りを見つけまして。
買ってしまいました。
美味いなぁ。
栗の甘い香りがフワッと立つエスプレッソ。 お試しあれ。