2009年に発表されたダホンビテスのハンドルポスト折損関連のリコールの部品交換対応をしてもらいました。 2008年購入だから15年前の製品ですよ。 あまりに昔で経済産業省の自転車リコールリストにも載っていないくらい古い案件です。 でも、「最後の一個までやれ」が今のところの経産省様のお達しなので「リコール対象品持ってます」と消費者に言われるとやらざるを得ない。TT)
ダホンに限らず、壊れると死人が出やすい工業品(乗り物)なので日本の大手の名前もたくさん並んでいますね。 輸入代理店のアキボウさん曰く「古すぎてリコール対応用の部品も劣化しているので、別途手配するからお待ちいただきたく。」で3ヶ月ばかりかかりました。 下手したら1からアッセンブリーを作ったのかもしれん。 もうそうなると代車と交換したほうがメーカーとしてもコスパが良いのだが経産省に「部品交換する」と届出たので「部品交換」したのかもねぇ。
「色が黒からシルバーになるのは勘弁してね」だそうですが、リコールは「危害リスクを取り除くことができれば適法」なので色まで合わせる義理は輸入者にもメーカーにもありませんし、PGJもこだわりません。 ガタガタいう客もいるんだろうなぁ。
で、交換した部品黒いのが旧部品 シルバーが新部品
というわけで こんな感じ
古いのに「きれいに使ってますねぇ」 とは販売店さん。
そりゃ滅多と使わないし、大変な時代を生き抜いた思い出の品で大事にしておりますのでねぇ。
いくら耐久消費財でも5年10年したら殆ど世の中に残っていない、それをいつまで「最後の一つまで」回収させようとするのか、それにかかる手間やエネルギーは馬鹿にならんし、すべて今売っている製品コストに乗るので「いい加減にしましょう」という議論が有っても良い気がするが、いつまでやるんだろうね。 使い捨てのモバイルバッテリーとかキッチン家電なんて、ほんとうに5年経ったら世の中にある方が不思議なんだけどねぇ。