水戸に出かけると、ランチを西洋堂でとるという楽しみがあります。
(というか、水戸は西洋堂と偕楽園の梅しか見どころがない。)
NHK水戸放送局の近所の表通りからちょっと引っ込んだ立地条件で、フレンチだのイタリアンだのが西洋料理と言われていた頃から長いこと続いているのは立派なもんです。
味はヌーベルキュイジーヌだのヌーベルジャポネーズだのを忘れて、基本的には「古典のフレンチ」です。
村上シェフが帝国ホテルの料理の采配を握っていた頃、「フランス本国が和食を取り入れたりした結果、いまや帝国ホテルのフレンチは本場以上にフレンチだ」と語っていたので、西洋堂フレンチもその系統なのかも。
味も盛り付けもサービスも掃除もよろしいが、椅子のクッションが抜けているのが残念といえば残念。
お楽しみください。