オークランドのハーバーブリッジ崩壊の危機

 
ニュージーランドヘラルドによれば、オークランドダウンタウンとデボンポートなどの北部をつなぐ大動脈であるハーバーブリッジ(1959開通)がかなり傷んできてヨレヨレらしい。
特にクリップオンと呼ばれる拡幅部分に金属疲労が見られるそうな。
このクリップオンという部分はニッポンクリップオンとも呼ばれております。 これは1969年に石川島播磨重工が日本で建設し、引き舟で太平洋を縦断して、納期通り予算通りに取り付けたという「神話」が残っている建築物です。(当時も今もZLでは納期通り予算通りは珍しい) 詳しくはこちらかなり無理な翻訳ではあるけど。。
この橋には迂回路が1本あるだけで、これまた大遠回りで。。


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ちなみに設計時の寿命は50年だったそうですが、あのころは40フィートのコンテナが出てくるとは思いもしなったしね。 とりあえず、クリップオン車線は重量車走るなということになったそうです。
まぁ、落下するまで気がつかない米国よりはマシですね。 こういう法律に則った定期的検査ってNZの会社は日本の会社よりマメにするように思います。 対策が採られるそうですがしばらく渋滞の度合いがひどくなるでしょう。

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