金沢市の兼六園に限らず日本庭園の美しさは苔の美しさでもあります。
西洋では芝生、日本では苔が庭園を緑で覆う素材なのですね。
ところが、昨今の温暖化で京都の苔寺では「霧が出なくなって苔が枯れてどうしましょう」という間抜けなことになっているそうです。
兼六園でもあちこちで、この有様。
なんだかねぇ。
温度が上がり、湿度が下がり、「温暖化でお手上げです」では日本庭園の苔は守れません。 京都の某寺では庭師がホースで散水していましたが、もうあきれ果てるというか。。
こうなったら散水配管埋め込んで自動朝霧製造装置を作るしかないんだが、人件費がただと思っている人たちはやることがすごいhi。
もう一点、そりゃ苔が傷むよと思ったのが熊手での落ち葉掻き。
エンジン式掃除機で吹き寄せておいて吸い込むというようにしないと駄目なのでは? 苔が元気な頃は熊手でも良かったんでしょうが、半死半生の苔には熊手で捻じ伏せるような負荷は、ちょっと過酷過ぎるのかもしれませんね。
まぁあと数年で兼六園もハゲ庭かねぇ