進歩無し

今朝の新聞の「編集手帳」 PGJが常日頃言っていることを100年前に言っていた人がいると知りました。 以下部分抜粋
『「Safety First]の標語は20世紀初頭に米国で生まれた。 「安全第一」の訳語を当てたのは、米大陸視察から戻った官僚の内田嘉吉である。 1917年(大正6年)に安全第一協会を同士と設立して啓発に乗り出した。 今年で百年になる。
同じ年に出版した著書「安全第一」では道路交通を巡って同胞を難じた。
日本人は兎角、ものの規則を無視する性癖があります・・・掟を破ることを恥辱と思はず、それを却って得意がる気風があります
規則順守が安全を守ると訴え、「慨嘆の至り」と実態を憂えた。 いまはどうかと泉下から問われたら、胸を張れる自信はない。』
以上抜粋
未開国の戦士の度胸試しと変わらん。
去年の軽井沢バス事故以来、運転士の労働環境の改善やらなにやら定められたそうですが、現状か改善されていない。とのことで。 
業務停止命令がでているには出ていますが、本当にこれだけ? 
何もバスばかりではない。 車間距離や一時停止も守れんドライバーや、私有林道にホイホイ入って荒らしてくるジムニー乗りだの、馬鹿はキリがない。 それらは何も道路交通ばかりでないのは皆様ご高承の通り。
食品衛生での一例
これまた今朝のNHK「小さな旅」、本日は富士市
しらす干しを製造販売している老夫婦が出てきたんだが、屋外で茹でて干して、床の間付きの座敷で指輪をした指で包装し販売している。 ひどいものさ、食品加工基準なんて読んだこともないのでしょうね。
この、しらす干し加工は静岡県においては業の許可がいらない食品産業です。 「ついこないだまで浜で茹でてカモメの糞を味付にしていたんだら。 難しいこと言うな。」というのが免許がいらない理由なのでしょう。
ただでさえ法律を守らないところへ来て、許可のための立入り審査もないのですから静岡県富士健康福祉センターもお手上げでしょうねぇ。
しらす干しはほとんどそのまま喫食されます。 国民の20%が腸炎ウイルスに感染している昨今、あのような原始的な産業は禁止してしまったほうが良いのではないだろうかねぇ。
アマチュア無線ではそれがもっと著しいかも
たかだかアマチュア試験にも受からず100Wだ1KWだ、ぶちまけているJapanese10Wの人々も居ましたね。 
3アマ、4アマばかりなのに売れている無線機は、3アマ、4アマでは使えないハイパワー機ばかりというのはPGJが開局した四半世紀前から変わらないようですね。
「掟を破ることを恥辱と思はず」 
そもそも憲法解釈などというわけのわからんことで憲法改正を先送りにしてきた国民ですからねぇ。 

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