湯河原温泉

湯河原温泉。
その昔、XYLとバイクやクルマで出かけたときは椿ラインだけが目当てだったので、海岸から奥湯川温泉間は無視。 だったのですが、

改めて見てみると意外と広いのね。
という訳で、湯河原町立美術館へ行ってきました。

この美術館は元は旅館。 湯河原も箱根も温泉旅館、温泉ホテルが続々と潰れておりますので、町に買ってもらって美術館になったのは不幸中の幸い。
ここの向かいにあった老舗旅館は会員制の安宿になってしまって、おいたわしい。。。
で、この美術館
http://www.yugawara.or.jp/sightseeing/details.php?log=1365402415
平松礼二なる日本画家の常設展をしています。
日本画の顔料絵の具のうんちくですとか。筆の特色だとかを本人に解説してもらえます。
どこぞの美大で先生しておられるそうですがプレゼンスキルは日光の手前なので、忍耐力の有る方はどうぞ。
平松さんの他に、企画展もやっています。 

こちらは発泡スチロール芸術
カフェも有って、一応、現代の美術館のスタンダードは満たしています。

ところで、その庭の照明の配線

こういう場合、保護樹脂管を通し埋設して設置しなくてはなりませんが、、、、
http://www.mlit.go.jp/common/001120434.pdf
なんだかねぇ。 皇居/御所を離れるとどんどん規格基準を無視する傾向がでるのが我が国の情けないところ。 ヤレヤレ 感電するよ。

さて、このタワーは何だ?
これは温泉掘削に使う櫓ですが、神奈川県と静岡県では掘削完了後も習慣的に残します。(条例で決まっているわけではない)
温泉井戸は詰まったり、深い所に沈めた揚水ポンプのメンテナンスをしたりするので、櫓を残すらしいです。 もっとも、櫓のメンテナンス不良で倒壊しそうなケースも結構見かけます。
上野屋さんのは結構健全。 
20Kgのポンプと数十キロのワイヤを掛けたらハンガーが落下しかねないタワーは足柄地区には結構あります。 hi

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