なんの意味があるのだらう


経済産業省が日本工業規格をやめて日本産業規格に名称を変えたそうです。 英語での名称はJapan Industrial Standardで変わりませんから、これからもJISです。
日本工業規格 とは言え日本特有を振り回すと非関税障壁と言われるので文明先進国の工業規格を「ほぼ」追っかけコピーしています。
例えば情報系電機製品の欧州の安全規準はIEC60950,それをコピーして一部省略し、日本固有の何かしらを足したのがJIS C6950。 桁数が違うところがクセモノで。。
JISは英語版がないので非関税障壁になります。 そこで経済産業省様は海外メーカーのかたにはIECとJISの要求事項を全部含むJ規格を出して「これが便利よ♪」と世界に向けて発信しています。 情報機器の場合はJ60950。
超悩ましいのは
JIS6950
IEC60950
J60950
がイコールでは無いところ。 JISが緩くて、IECが厳しくて、Jは両方満たすから超厳しい。 PGJは電機屋になった2009年に「どひゃー!」でしたが、これに引っ掛って経産省の試買で不合格になる製品の多いことよ。
日本の結構な大手電機企業も海外工場で開発した製品で地雷を踏んでいるんですとさ。(某社談)
最近は社名出さなくなったね。
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/after_distribution.html

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