牛肉偽装

以前、話の種にも書きましたが昔は馬肉で「牛肉の大和煮」缶詰を作るメーカーが居たり、PGJが就職した最初の会社ではポーク100%ウインナーに豚で無い肉が入っていたり。
取引先のスーパーマーケットが「牛肉の特売やるから馬肉のひき肉よこせ」なんて話が普通にあったものですが。
いまだにやっているところがあったんですね。 DNA検査で一撃でしょうにねぇ。
食品偽装について、詳しくはこちら
馬鹿ですね。
だいたい2割3割、挙句のはては、ほとんど全部非牛肉でした。というひき肉を牛肉として収めていたらしいですが、受け入れ検査をしない生協などの各コロッケ工場もどうかと思うよ。
食肉を仕事で見慣れている人間なら、牛肉では無いくらい分かるだろうにね。 分かっていて、「まぁ良いか、ここまで安い業者はいないし。。」で受け取っていたのでしょうかね。
それにしても、豚肉が入っていないと信じて食べたイスラム教徒がもし居たら、これはえらい事になりますよ。 普通の人にはわからない「ユダヤ教の定めた方法で処理された食品です」「イスラム教徒が食べても良い方法で作られた食品です」というマークが先進国の加工食品にはついています。
それくらい、先進国では他人様の宗教に気を使っています。
以前輸入食品の会社に居たとき、ブルネイ大使館から「この酢にはアルコールは入っているか?」という質問が良く来ました。 
「酢は酢酸菌がアルコールを分解して作ります。 皆無とはいえないでしょう。 10万分の1くらい残っているかもしれません。」
「ただし、食品の中でよい香りのするものは何かしら芳香成分として低級アルコールを含んでおりますので、他の食品と同じ程度と思っていただければ良いのでは?」
という意地悪い返事をしたことがありましたが、大使館の厨房の人はそれはそれは大真面目でした。
しかしま、平気で大嘘をつくのは東アジアの共通の文化だけれど、それにしても、、、
まだ、こんな会社があったとはね。

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