護衛艦「あたご」が漁船と衝突して漁船が大破、乗組員2名が行方不明だそうで。
「あたご」の方が漁船を右に見ていたので進路をゆずる義務があったわけですが(ZLの道交法とおなじだね)なにぶん発見が遅すぎてcollision。
「漁船の舷灯が一つしか点いていなかった」という説もあり。 夜中に無灯火で道路に飛び出した自転車がダンプカーにぶち当たった状況かもね。
文明国では自転車の無灯火が責められるが、日本はそうではない国なのでしばらくは「護衛艦が悪い」という一方的な非難が吹き荒れるでしょうね。
優先権がどちらにあったとしても、あの回転のいい小型漁船が避けられないものかね?
というのが素人の疑問。
この手の事故は日本人のもっとも苦手なシステム論なので、またいけにえの犯人を探して、それでおしまいでしょう。
再発防止のための訴追免除でもしないと真実は出てこない。
漁船の乗組員がとても「いい人」だったという報道が吹き荒れておりますが、良い人だから船舶関係の法規を全て遵守して運行していたという理屈は成り立たない。
むろん防衛大学様をお出になった素敵な士官が居眠りしていないとも限らない。
人格と事故の関連はあんまり無いんですがね。
しかしまぁ、機密文書を中国女にくれてやるofficerとか、軍事機密を歌謡曲のCDをコピーするかのようにばら撒くスカタンとか。
帝国海軍の成れの果ては、あまりに情けない。
漁船が北朝鮮の工作船だったら、1,000億円超の豪華装備が大損害を受けるところだった。
ところで、あのような小さい船舶で救命胴衣を着けずに仕事をするのは労働安全上如何なものでしょうかね?
日本の労働文化として慣れてくると安全基準無視をしたがる傾向があります。
着ていれば助かった可能性もあるかもね。
どちらもヤレヤレ