国際赤十字博物館


HB9(スイス連邦)のジュネーブには国連欧州本部と隣接して赤十字赤新月博物館があります。
2009年に行ったときは、日露戦争の我が帝国陸軍衛生兵と赤十字の文明的大活躍が展示されておりました。
が、すっかり模様替えです。
まず古い戦争は文字情報ばかり。
かろうじて人権蹂躙される人々と言う画像で

  
    
      

おなじみの画像がでてきます。 ヒロシマもありました。
この展示に正対しているのがジュネーブ条約設立当時の原本
  

こちら現存する最古の赤十字旗
    いつのだったかは。。。忘れた。
    ちなみに十字ではイスラム教徒が納得せず新月。 
    ユダヤ教徒がどちらも納得せずダイヤ。
    釈な人々だって主張するので蓮。
   やっかいな話で。。。。
以下は捕虜になった人々が国際赤十字の訪問の際に担当者に渡したという作品。
捕虜にとって、赤十字の担当者は家族の手紙を運んでくれる最良の善意の人であるので、乏しい資材で精一杯の贈り物をしたくなるのですね。
         
         ソビエトから派遣された兵士の作品
       
       マンデラがアフリカ先住民を率いているところ
こちらは、難民捕虜台帳

誰がどこの収容所から何処へ移送されて。 なんてのを記録している。 どこで死んだかも。
離れ離れになった家族を会わせようという膨大な熱意。
        
        この人々には入館してすぐ会えます。
        その証言こそが今の赤十字博物館の最も重要な展示です。
        いわく 証言者たち
     
     このアルジャジーラの記者はオサマビンラディンの放送に協力した という罪状で
     十数年グアンタナモ収容所に収監されていたそうです。
その時に赤十字から届けてもらった家族からの手紙に付いての証言は泣かせてくれます。
戦争はよろしくない
負け戦はもっとよくない
そんなことを痛感する赤十字博物館です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%8A%E3%83%A2%E6%B9%BE%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97

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