国際監査

職場の国際監査が終わりまして。
めでたいことに世界のトップ5%に入りましたそうな。
在庫の差異もなく、法適合に誤りもなく、安全管理に遺漏なく、廃棄プロセスは持ち出し不能な管理だし、作業品質の管理システムは麗しいし。
ふふふ文句あっか! でした。
監査が来るとなると「あれはできていたか、これはできていたか?」「実施の記録はあるか」などなど日頃のプロセスを見なおす良いチャンスでした。
通常は現場や委託会社さんに監査に出かける側なので、たまには監査を受けると良い刺激になりました。
次は3年後。
ところで、東芝だのシャープだのがわけのわからん赤字を出して潰れていきます。
なんで監査で見つからんのかねぇ。
日本の会社には「嘘をいうのが仕事」になっている人がいかに多いかという証明のような気もします。 嫌な国だねぇ。
データベースから、メールの記録から、書類棚の中身まで、何から何まで。 それこそ電力使用チャートから無届残業がないか?まで見ていきますから、隠せるものはないのですが、裏帳簿や公式に認められていない外部サーバーにデータを秘匿していたら3週間位の監査で見つけるのはなかなか難しい。
ですから、多くの西洋系の多国籍大企業はデータポリシーや文書ポリシーが厳密で、隠し事ができないようになっているのです。
で、それを確実に順守する。 だって内規違反はいきなりクビになるからねぇ。
太平洋戦争で負け、バブル崩壊でも学ばず、昨今の社会保障破綻でも学ばないのは、現実を見ず、適当な嘘と言い訳でその場を凌ぐという日本人の悪いクセが原因なのかもね。
「嘘も方便」 ですから。

close

よかったらシェアしてくださいね