国勢調査の回答率低下で関係者困っているそうです。
PGJも仕事柄、本邦の所得構成とか、教育レベルとか、その他の統計情報を使うので、国勢調査の回答率の低さについては日本という国をデータをもって海外に知らしめる点でも大いに懸念しております。
この低い回答率の根本的問題は、教育現場で統計を算数の一部としてしか教えてこず、実用的な利用法や重要性について教えてこなかった。と記事は訴えています。
いやはや全くその通りで、日本の食品工場でデータを語っても「平均値」くらいしか出てこないのは当たり前。 海外文明国の食品工場で「3Σずれたら対策とる?」、「有意差あるのかよ?」、「n数、幾らだよ」と出てくるのと対照的です。
まぁ、そこまで一般の方々が統計に興味を持たないので、あほのような健康食品のグラフに騙されたりするわけです。 n=10で、標準偏差の幅の表示もないグラフに引っかかって。。。
まぁ、統計的マクロな視野を持たなかった為に、根性でW(米合衆国)と戦争して勝てると思った国民の子孫ではあります。