敬老の日ですね。 相変わらず暑いですね。 しばらく不快な暑さは続くでしょうけど。
不快ついでに不快な話を。
誠に残念ながら、本邦の行政の生産性の低さは「人数が足りないから」が理由にならんほどの馬鹿騒ぎです(優秀な順に辞めてしまうしねぇ 前職でも霞が関OB/OGが居る居る)。
それを監視し督励すべき議会が、これまた使い物にならないのは昭和10年前後と同様で、どうも日本人には議会制民主主義は無理なのかもしれません。 なにしろ、あの政治家たちを選んだのは私達なんですから。
もっとも公平な一票と言いますが、まっとうな納税者には複数票くれてもバチは当たらんと思うんだが。
納税証明を持っていくと「はい納税100万円あたり一票ですから」とか言われて投票用紙を数枚もらえたら納税意識向上するし納税額増えるよ。きっと。
太平洋戦争始めたのも成年男子にもれなく選挙権をくれてやったせいですから。 もっとも当時は兵役が有って「命賭けてんだから一票よこせ」というのは至極当たり前だったかもしれません。
さて、本邦の年金制度は20年以上前から「早晩破綻する」と諸外国で言われておりましたが、いまや「年金では暮らせない」が確定しております。
もはや現行の年金などの仕組みでは無理で、とっとと法人税増税して、すべての口座をマイナンバーに紐付けて、節税という名の脱税をしている個人商店や外国投資で暮らしているまっとうでない方々からぶんどる税収で別の社会保障を作らないとどうにもなりません。
最低所得保障という方法もありだと思います。
怠惰で無能な連中に税を蚕食されるのは腹立たしいですが、金が無いと犯罪に走ることに抵抗がない人が少なくない現状では致し方がないです。
治安の良さは最大最良の社会インフラですから。
とはいえ、太平洋戦争で丸焼けになったのに社会の仕組みがほぼ変わらなかった日本ですので、たぶんこれからも変わらんでしょう。
という訳で、前世紀末のバブル崩壊を主導した団塊の世代を養うために我々実力世代は延々年金原資を払わされています。 これも変わらんでしょう。
イザとなったら「あと数年ZLで納税すればZLの年金をもらえる」と思っていたPGJですが。。
ZL政府は大量移入する大家族主義的東アジア系移民の老人家族に年金の仕組みが食い荒らされることに対抗して、最低必要納税年数を20年としたそうです。
あと十数年ZLで納税するのは無理。。。
という訳で、我々現役世代は動けなくなるまで働いて、「働けなくなったら死ぬしか無い」ことになってきました。
そう思うと。 「なぜ今の老人共を助けてやらにゃいかんのか?」という疑問が湧いてきます。
今の本邦の介護制度は未だに家族の扶助を要求していますが、よっぽどの田舎者でもない限り、都市の共稼ぎ世帯には無理だし。 実家までクルマで15分、信号無しの田舎モンでもないかぎり。
時給数千円から数万円で働いている貴重な中間層に仕事をやめさせて老人の介護をさせるということは、その分の生産性(時給の数倍から数十倍のGNP)が吹き飛ぶということです。 国益を損なうとはこのことです。
という訳で、老人諸君。 現役世代に迷惑をかけず自活していただきますよう衷心よりお願い申し上げます。
「親の恩」? そんなもの、とっくに赤字ですよ。
いっときの動物的衝動の結果に何をか言わんや。