これは庇い様が無い。。。

ただいま、マスゴミでは赤福袋叩き興行開催中で、「気の毒に」と思っていたら。
あらら、「それは反則だろう!」という事案が出てきてしまった。
詳しくはコチラ
ここで罪が深いのは、冷蔵保管品を凍結に回したことではなくて、店頭品を冷凍へまわしたこと。
この差がどういうことか?
この製品の消費期間は常温で2日。(薬事法では常温は1℃から30℃の間らしいが食品衛生法では規定なし) 冷蔵冷凍しておけば、賞味期間は延ばせます。 むろん、科学的評価をして、それを予め確認しておくことは不可欠ですが。
消費期限賞味期限表示はメーカーが保証出来る日を表示すればよいわけで、製造日から常に何日目と決まっているわけではない。
「製造後すみやかに冷凍された冷凍保管品なら解凍日から常温で2日目」、「製造日からずっと冷蔵されていたら6日目」てな具合。
だから食品の一括表示欄には保存条件と賞味期限(消費期限)欄が並んでいるわけです。
赤福の一部の商品の場合。 店頭に常温で並べたものを再凍結したことが非難の対象となるものです。 
冷凍しておけばほぼ食品劣化「タイマー」は止められます。 しかし常温で並べた物は「タイマー」は進んでしまっています。
これを凍結解凍して再度「タイマー」をゼロにしたふりをして販売するのは反則です。
これを工場規模で生産している会社がやっちゃーおしまいよ。
デパ地下や町のケーキ屋は普通にやっているけどね。  
さて、下の写真は赤福亡き後、いまや大人気のお福餅。

私はお福餅の商品設計が好きです。 酵素とソルビン酸Kが入っています。
酵素は餅をやわらかく維持するためか、リゾチームのような制菌剤かわかりませんが、ソルビン酸カリはそこそこ効く保存料です。 なにしろお土産と言うやつは高温の車の中に放置されたりするので、品質維持のためにこれらが入っているんですね。
無意味な「無添加」ごっこよりよほど消費者重視だと思うのは私だけかね?
そういえばお福餅には保存条件が無いね。 

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