弁当2題

三島駅に伊豆の思ひ出 文士の玉手箱という駅弁があります。 午後東京で会議 なんてときは三島駅でこれを買って車中でいただくのが楽しみです。 
先日、XYLが現役時代の友人の富士山麓別荘へハーブを届けに行ったかえり、「今日は手抜きだよ」と買ってきましたのが文士弁当。
いつの間にかに文士が若山牧水に代わっていました。

若山牧水といえば歌人。 歌に引っ掛けたおかずが添えられています。 井上靖時代よりも行楽弁当らしさが向上していますし、包装が全て紙容器になりまして捨て易さも向上しています。
「ちょっと楽しみ」な御弁当であります。 実際問題、伊豆箱根周辺は田舎な為か「良い御食事ポイント」が無いので、このレベルの御弁当でも「ありがたや」になってしまうところが悲しくも有りますhi
さて、もう一つは文士ならぬ兵士の御弁当

この容器ごと鍋で25分ゆでると出来上がりの携帯食です。 去年JA1練馬区の陸上自衛隊朝霞駐屯地の広報館で買いました。 賞味期限が切れたので「じゃ食べてしまおう」ということで。
(陸上自衛隊のレトルト殺菌加工戦闘食は通常より激しい殺菌をかけているので常温ではそうそう劣化しません)

物凄いご飯の量でさすがに兵隊さんの食事です。 そしてやたらと甘辛い。 これまた体力系の味付け。
こう云う濃い味の物を食べたがる兵隊さんだった老人が身内にもいますが、これを朝晩食べてればねぇ、なじんでしまいますよねぇ。 理由がわかりました。
XYL「自分で面白がって買ったんだから自分で食べなさい」。 ハーイ。 兵隊食は缶飯だけにしまーす。

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