手錠を掛けるまで?

JA(日本国)の刑事ドラマは手錠をかけるまでが刑事のお仕事。
いつまでたっても変わらんですね。
というわけで退屈なのでXYLはW(アメリカ合衆国)のTVドラマ、CSIやコールドケースばかり見ています。 まぁ刑事ドラマに限らず地上波のTV番組に時間をつぶしてみようかというものは絶滅しましたね。
「刑事の仕事は手錠をかけてからが本番なんだよ」と語ったのは神奈川県警茅ヶ崎署の皆さま。 90年代の話です。
当時住んでいた家の離れに泥棒が住み込みまして、、、 ある朝、見知らぬ男が庭を歩いている。。
「おい、お前!」と呼び止めると、ワケノワカラン事を言いながら去っていきまして。。
離れを見たら、、、 「あー住んでやがった!」 物はなくなっている、食い物は散らかっている。。。 当時XYL共々激務で寝るためだけに帰宅していたので気づかなかったという。。
早速110。 
刑事さん曰く「これは頭がいっちゃっているやつの仕業だな」「これ帰ってくるから、見かけたら110番してくださいね」
そして鑑識さんたちが指紋を取り、足跡を取り。 私達の指紋も取り帰っていきました。
そしてそのドロ。 帰ってきたんですよ。 その日の夜に。。
さっそく、ふんづかまえて警察にお引取り願ったわけです。。
夜中に市警から電話。 「緊急逮捕したんですが、畏れ入ります調書が欲しいのでこれからお願いできますか?」
結局調書を取られて終わったのは午前4時。
そのバカヤロが細切れにあちらこちらから盗品を出してくるので、その度に調書の書き直し、しかも当時は手書き!
「刑事ドラマはいいよなぁ。手錠かけたら終わりだからな」「手錠をかけた後が忙しいんだよ」と言いながら調書を作る刑事さんたち。  裁判で弁護側が蹴飛ばしたら紙くずになる員面調書の為に、5人がかりで証拠を登録し3人から聴取し現場検証込みで延べ40時間人。 
これは大変な仕事だと思いましたね。 
それにしても即日逮捕の窃盗1件で20万から40万円以上の経費が掛かっています。 犯罪というものがいかに税金を無駄に食うものかお分かりいただけるでしょう。 犯罪者というものは本当に非国民であります。 遠島復活!南鳥島送りにしよう。 

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