良い讀賣悪い讀賣


昨日の讀賣新聞の一面は、人材受け入れの超越技巧的障壁について。
結構いい記事です。
このまま放置していけば人口減るばかり、優秀な人材をどんどん輸入しないとどうにもならないというのに、単純工の条件、期限付きの一時労働ビザばかり。
英国が今転換脱却しつつある同化移民政策は、今後のJAにはまだ有効な手段だと思うのだが。。
PGJがZLのPR-VISAをとった際に感じたのは、国力を上げるために必要な移民はいつでも来てねという政府の姿勢です。
当時はZLとJAは歴史も国情も違うからと思いましたが、昨今の人口激減で泥船沈没のJAを見るにつけ、今は優秀な移民をどんどん取らないとどうにもならないと考えています。
忍者にあこがれてきて、英語もフランス語も日本語もOKで、忍者になりたくて日本に来たけれど日本のメーカーで経理をやっている若者もいます。 好きで来てもらう人を増やすというのは大事なことです。
ZL移民局の「よく来たな!」という姿勢と
http://www.newzealandnow.govt.nz/
まず来るんじゃねぇ という日本国政府の態度と
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-4.html
差は歴然ですね。
一方、ろくでもいない記事がこちら。

丹沢の廃道登山道を歩く。だそうだが。
廃道好きが1,2人でやるにはいいが、新聞にのせたらバカが真似るだろう。
そもそも丹沢山地は関東大震災の山体ダメージに20世紀の酸性霧のダブルパンチで表土が簡単に崩落します。 廃道は放棄された理由があります。 県が管理していた登山道は「危険になったので廃道」と看板が出ますが、そうでないルートは特に表示がない。
そこへわざわざ行って山を荒らしてどうするだ?
廃道は登りにくい。 木や岩につかまらんと登れないが丹沢では山体ダメージに伴う風化土壌のせいで、つかんだ瞬間に木が抜け、岩が落ちることもある。
 
山登りは好きだが、自己鍛錬自己陶酔と、登山数ノルマをこなしているだけで、山を守るということには興味がない。という人が多くを占める昨今の登山ブームを鑑みると、実にろくでもない記事ですね。

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