HACCPという誤解

HACCP知ってます?
ウィキペディアでも出ますが日本の厚労省がやっているのは名ばかりHACCPで日本型奇形です。
本来は7原則で行える実に明快簡潔な食品衛生手法です。
目指すのは「人を殺さない」
詳しくはこちら
http://en.wikipedia.org/wiki/Hazard_analysis_and_critical_control_points
悪いが日本語版は世界の常識から逸脱しているので参考にならない。
HACCP認証取ったから品質が良い。 というわけでは全くなくて。ですね。
ZLではHACCPを満たしているかを町のカフェまでが審査され合格しています。
JAはこの分野遅れすぎね。 ま、役所が対応できていないのが最大の理由かもねぇ。 
さて、下は某HACCP認定取った菓子工場です。
   
整理整頓が破たんしております。
でもCCPさえ押さえておけば死人は出ません。 それができてりゃHACCP工場です。
よく「HACCP取得」とか言いますが、ゴキブリが混ざり込んでいても、塩と砂糖を間違えてもそれで人が死ぬことはありません。
ならHACCP工場です。
極論ですが、わかりやすく説明するとそんなところです。
この会社無理もない。。。
webに自慢の庭と出している庭が、メンテナンス不良でヨレヨレ。

      
水切れ、肥料切れ、除草不足。
見えるところがこれでは。。。。 
一方こちらは軽井沢の美術館の庭
    



庭がきれいだと中身もいいというのは、あながち食品衛生の世界ではホラでもないです。

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