方法が目的になる馬鹿


家庭ごみの分別 日本人は好きですなぁ。
溶かしてしまうか燃やしてしまう空容器をせっせと洗って、捨ててしまうものに水資源とエネルギーを膨大に捨てております。
諸外国から馬鹿と言われているのは、まぁほとんど知られておりません。
とある市が、プラスチックごみをリサイクルしたいとかいう情緒だけで物を言う「市民」団体にオサレて、プラスチックトレー、フィルムを「洗って分別回収」とか言い出しました。
ところが、焼却工場に一般家庭ごみから流入するゴミの生ゴミ率が異常に増えたばかりに、焼却のための熱エネルギーが不足し、燃料重油代が思いのほか掛かる様になってしまいました。
なんとなれば、プラスチックごみは燃料として使えるので、今までは化石燃料が増力時にしか不要だったのが年中無休で燃料が必要という。。。。
さらに、熱量不足を補うため分別して委託業者が回収したプラスチックごみを燃料として、購入しそれを燃している事態まで発生。 
ゴミ回収コスト低減を狙ったのですが、何のことはない環境ゴロやNPOに利益の上前をはねられただけだったという。
愚かな話です。
プラスチックごみは燃してしまえばよい。サーマルリサイクルも立派なリサイクルです。
欧州を見ろ。

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