箱根駒ケ岳ロープウェイ

箱根駒ケ岳は現在アクセスできる場所としては箱根最高標高地点で、芦ノ湖全体と富士山、太平洋を眺望できる場所です。
この山頂にアクセスするルートは大涌谷火山の立ち入り規制の影響でロープウェイしかない無いという山男山女には残念な山ですが、そのロープウェイが今週は7時からの早朝運行をしています。
「夏は朝しか富士山が見れない日が多いから。」 なんですねぇ。
https://blog.princehotels.co.jp/hakone-en_ropeway/2019/08/post-4.html
で、出掛けてきました。
ありえないことに今朝の芦ノ湖畔の気温が27℃、山頂でも20℃以上という有様で「涼しくなんか無い!」
視程が悪いとはいえ富士山は見えました。

   
      
その昔スケートリンクがあった頂上には荒れた礎石が転がるエリアとお社があります。

Ruinの方は、ほとんど下北半島恐山状態であります。
とは言え、このような芸術的執念の発露もあります。

     
Ruinといえば、ロープウェイを支える建物もヒビ割れだらけで崩壊しそうな感じですねぇ。
まぁ、とは言え、花は美しく咲いております。

   
    山頂からTTを撮ろうとしたら
     木の陰だった 馬鹿だねぇ
     
さて、この早朝ロープウェイ券には日帰り温泉竜宮殿の無料入湯券がついておりまして。
入ってきました。
夏に温泉に入る人は少ないらしく 貸し切り

      
単純泉で効果効能は気分転換くらいしかないですが、これだけ空いていれば大いに気分転換です。 
ところで、温泉は「温泉法 第十八条」の定めにより源泉の成分を掲示することが求められております。 ご存知でした?
https://www.env.go.jp/nature/onsen/pdf/2-5_p_1.pdf
ついでに加水、循環している場合も掲示しないと違法です。 環境省の説明通り、温泉は有限貴重な資源ですから無駄にしてはいけません。 まぁ循環しすぎて湯の中のミネラル成分の殆どは人体由来の湯もあるでしょうね(いわゆる汗)。 
ついでに、法で定められた成分の掲示していない温泉施設は、公営のものの中にも結構あります。        
源泉とアンダーラインを入れましたが、湯が熱すぎて水で薄めて湯船の湯の成分が1/100になっても、循環しすぎて人体由来のミネラルが増えすぎても掲示は源泉成分。
意味がないような法定掲示でもあります。
龍宮殿。掲示はありました。 ご安心召され。
庭の管理は残念ですが。 

草ボーボー
以上の2施設は箱根プリンスホテルと同様旧西武系。 西武系は作ったらあとメンテナンスしないの? というケースが多いですが、掃除とか整備とか除草とかなさると良いのではないでしょうかねぇ。

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