馬鹿になる前に決断

XYLがその昔、科学技術庁の「脳を知る」プロジェクトに参加している某大学で仕事していたので、脳についてのさまざまな学説を教えてもらっています。
興味深いのが、
幼少期に感動を多く経験すると脳の発達が進む。
幼少期から旅行へ多く出たり、美術館や博物館を回ったり、本を読んだりすると、そうでない子供より脳の発達が良いのだそうです。
反面、そうでない子供の学校の成績が悪いのも当たり前だそうで。 たいてい前者はお金持ち。 お金持ちの子に頭の良い子が多かったり芸術家が出たりする確率が高いのはその為らしい。
貧乏すると思考力が減退する。
貧困生活に入ると、どうしてそんなくだらないことに騙されるの? どうしてそんなにだらしなくなるの? と驚かされるくらい人間は思考停止におちいるそうです。
生活が危ない!と思ったら金があるうちにリカバリープランを作らないと馬鹿になってからでは手遅れなのだそうで。
そのような環境で生まれ育つとやはり負のループから子供も抜け出せないのは社会学で言われているほかにも、脳の科学(医学、農学)でも認められることだそうで。
こんなことを思い出したのは昨今の派遣解除された人たちのニュースを見ていて。
そんなことまで支援者にしてもらわないと何も自分で出来ないの?とは常人から見れば当たり前なのですが、ご本人たちには、もう、高い思考能力が残っていないケースもあるのでしょう。
ヒトの脳というものは不思議な臓器ですね。
つまり、金があるうちに酒やタバコやギャンブルに走らず自分に投資しておけということですな。 この歳で勉強もしたくないが。。 しかたない。やるか。。

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