シングルマザーねぇ。

「格差格差」と、このわずかな誤差の中でガタガタ騒いでいる人々がおりますが。。。
給与所得者で世帯年収3000万以下は「誤差」です。
「1000万取ってれば楽でしょう」と言う人がいますが、多くの場合は所得に合わせて生活の質を上げるので実は「自転車操業」なのが今の現役世代です。 現にこのPGJもZLexpatバブルの収入は彼の地で使い果たしてスッテンテン。hi
その昔、社会科でやりましたね「中流とは資産で食っていける人です」。 PGJはとても食っていけません。 死ぬまで働かんといかん自転車操業。
昭和ひとけたの頃は会社員は定年後隠居所を建てて役付ともなれば妾の一人もいたもんですが、今の会社員はかわいいもんです。 (お妾さんと言えば身近にもいるが、あれも強烈な仕事ではあります。 新婚当時XYLが御親戚のあちこちから聞き書きした親族の伝説をまとめて「鶴田家の華麗なる人々」という本にまとめたら傑作だろうなぁ。) 
という訳でほとんどの日本人は労働者階級で支配階級ではござんせん。 ミドルクラスとはいえるかもしれないけれど。 あまり資産が無い、潰れると明日から住宅ローンと家賃か困る。
「シングルマザーに貧困が多い」とか言う報道が最近なされておりますが、どうもなぁ。
平均的所得の半分以下で生活する人とか言う理屈で行くと、数学的に「統計的貧困層」は絶対無くなりません。 
正規分布の曲線がきつくなろうがなだらかになろうが、右と左に端っこは出るのですから。
  
言うまでもなく右端が富裕層。
たとえば物価が変わらず、国民の平均所得がいきなり2000万円になったら、年収1000万でも貧困層と言うのが現行の政府の計算方法です。
というわけで貧困の定義について掘り下げるとこういう記事が出てきます。
説明は他にゆずりますが、諸外国の貧困と比べると、はるかに生活にゆとりがあるのが日本の貧困層です。 iphone持って、付け爪付けて「貧困層です」と言われてもなぁ。
マッカーサーにもらった農地でコメと野菜は自給ですという御隠居さんまで貧困層に入ってしまうのだから、これが一番と言う単純な貧困指標は無いのでしょうね。
さて、シングルマザー貧困ですが。
相対論で言うと無理もない気がします。
ゆとり教育のなれの果て「頭悪くても個性的ならいいのよ」という誤ったメッセージを国策でしてしまった犠牲者層が30-40代に多い。 (それにしてもな、とは思うけど)
「お嫁さんに言って専業主婦が勝ち組」とかいう、あなた任せの女性が増えている。
ダイバシティーという世の中の流れに押されて、才能もないのに昇進して仕事に潰されてドロップアウトしてしまう女性陣が増えた。 (XX年までに女性管理職をZZ%!などという目標はあり得ない。)
簡単に会社を辞める率が高い。 夫婦どちらかの転勤に配偶者の就職先を探す習慣が日本の会社にはない。 (PGJの20年前の勤務先は既にあったがなぁ。JAは後進国だねぇ)
また
簡単に離婚する層は、結婚もいい加減。 (死別と離別では30-40代は断然離別が多い)。
離婚するのに無責任に子供なぞ作るな。 子供は本当に大迷惑。
できちゃった結婚などありえん。
その無計画性ですから、離婚しても生活がままなるわけがないという面もあります。
女性問題研究家などと言う人々は「夫の暴力から逃れて、貧困シングルマザー」というストーリーが大好きですが、統計を見てごらんなさい、少なくはないけれど、全体の1/4。
http://winet.nwec.jp/cgi-bin/toukei/load/bin/tk_sql.cgi?bunya=02&rfrom=1&hno=61&fopt=3&rto=20
あとは「性格の不一致」が半数弱でトップ。
衝動で結婚して「性格が合わん」で別れて「子供育てられません」。。。
いい加減にしてほしい。
たしかに、このJAという国は税金が安くて、社会保障はそこそこ。 子ども手当を増やしてもいいとは思いますが、そのためには、愚かな団塊老人相手の過剰な市民サービスを止めることだね。 金がないのだ、この国は。

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