味が分からん

化粧品会社への苦情で「美人にならなかった」という苦情は無い。とは化粧品会社にお勤めの友人の名言。
一方、ありそうで意外なほどないのが食品メーカーへの「不味い」と言う苦情です。
率直に申し上げて現代日本人の多くは味音痴です。
眼で見えるものの苦情は多いですが、味への苦情はほぼありません。
結果的に容器のわずかな異常や異物夾雑物にはうるさいですが、本来の味の部分には極めて鈍感です。
自分に自信が無いというのも、その理由の一つでしょう。
美味しくて食べているのではなくて、誰かが旨いと言っていたから自分も旨いと言わないといかんと思っているのもあるでしょう。 自分だけわから無いと恥ずかしいとか言う精神構造ね。
かくして
    
味ではなくて、どこそこ御用達で選ぶのね。
味が分からないならこだわることなぞ無かろうにね。

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