ギズボーン豪雨、支援なしに決定

先月の勤労感謝の日の大雨による洪水は、ギズボーン地区の農地に甚大な被害を出しました(ヘッドラインのリンク参照)。
ところが、政府は今日「激甚災害とは言えないので、財政支援はしません」と発表しました。
3000ヘクタールの農地が水没し泥に埋まり耕地としての損害だけで数億円相当。 作物の損害は気が遠くなる額なのにね。
マナナツ洪水でもファカタネ洪水でも政府の支援があったのになんでだ?
「あきれかえったよ、ぺっぺっぺっ」とは2/3の農地を失った農夫。
詳しくはこちら http://www.zl2pgj.com/gisborne/10gisborneflood.html


結局、NZ政府が支出するのは国道補修費を除くと、一部地域の洪水被害低減のための研究費 300万円程度。以上
だそうです。一昨日被害地域を通りましたが、いまだに多くの畑が泥の下です。 
かわいそうなのは中小のお百姓ばかり。
ま、これが小さい国が小さな政府を目指した結果の当然の帰結という説もあります。 日本のような経済人口の大きい国は民間活力もあるし、デンマークのような人口500万の小国でも地続きで隣国からの経済波及効果もある。 しかし人口400万人の孤島の国ZLでは、それらは期待できず。。。。
そんな国でアメリカ風の行革をしたZLの国民の選択は誤りでした。
日本の行政改革は絶対ZLのまねをしてはいけません。

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