結核


「結核は過去の病気ではない」と言われて久しいです。 特に抗生物質の濫用や不適正使用の多いJA(日本国)では多剤抵抗性結核が増加する大きなリスクがあります。
こう書くと、「抗生物質は良くないから使用しない!」と暴走する不思議な方がおられますが、適正な量を適正な期間使わないとよい結果が得有れないのは畑作物用除草剤と同じ理屈です。
抗生物質と農薬って同じものなの? っていう頓狂な人が出てきそうな説明ですね。わざとです。hi
もっとも、PGJのブログをわざわざ検索してくる人はめったと居ないでしょうし、常連さんの中にはそんな理科の素養のない人はいないでしょう。
ともあれ、昨今、結核は南湖院の時代のように死病になりつつあります。 
結核に限らず、症状がなくなったら服薬をやめる患者が多い。
抗生物質の正しい服薬使用方法を馬鹿にでもわかる方法で説明している医療機関が実に少ない。
で、病原菌が消滅する前に抗生物質の供給が経たれる状況が日常的にそこいらじゅうで起きている。 で、耐性菌がどんどんできる。
結核菌は言うに及ばず 緑膿菌も黄色ブドウ球菌も同様で、院内感染が絶えたという話は聞いたことが無い。
ヤレヤレ
JA国内では結核予防会http://www.jatahq.org/が頑張っておりますが、世界では国境なき医師団も頑張っておるようです。  http://www.msf.or.jp/
呼吸不全て嫌な症状ですよ。 

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