輸送事故

交通機関を使って貨物を輸送する。
ということは輸送事故とは縁が切れない関係です。
なんたってスペースシャトルという世界でもっとも運賃の高い、安全率を計算された乗り物でさえ2度の全損事故を起こしておりますから、地球の向こうからこっちまで10万円で運んでくれるコンテナ貨物が事故らないわけが無いhi。
20世紀の末ごろ、日本郵船のコンテナ船が船火事を起こして、私の勤め先の貨物を全損したと言う笑い話(当時は修羅場だった)は以前しましたが、ZLにいた当時も新聞を見ると、ユニチャームのドッグフードを積んだコンテナを引っ張っていたトラックが道路から落ちてドッグフード全損したとか、イギリス向けリンゴを積んだコンテナを引っ張ったトラックがリンゴごと谷底に落ちたとか、色々ございましたねぇ。
「どこの馬鹿だ。こんなところにリンゴをぶちまけたのは?」と路肩に散乱するリンゴを見ながらドライブから帰ってきたら自社のリンゴだったという笑い話でした。
輸送事故と言えば、日本通運を使ったPGJの海外引越しは、貨物ぼろぼろでびっくり。 輸送保険をかけていたので修理はできましたがねぇ。。。
あの会社は作業標準が世界の子会社に十分教育されていないことが、よーくわかりました。 
というか、日本の会社は作業標準を作って従業員教育するのが苦手な会社が多いのですよ。
ところで、PGJの引越し貨物は東京税関で一度もあけられませんでした。 日通扱いだからなのでしょう。 大手商社扱いの貨物も通関での検査はかなり手抜きですし、、、これが日本の商習慣といってしまえばそれまでよ。
と言うことは、ヤバイものを密輸するなら正規通関業者が一番便利ということ? 国際小包でちまちま密輸するより、コンテナ一杯のリンゴの中に偽ドル札を入れたほうがバレない?
コンテナを丸ごとX線検査できる巨大レントゲン装置があるそうですが、まだ日本には導入されていないでしょうからね。 

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