ガラクタと資料の間

所用で長野県に行ってきまして、
途中の横川の碓氷峠越え鉄道資料館へ行ってきました。
(碓氷峠鉄道文化むらが正式名称)
ひどい有様になっておりました。
ZLの多くの(すべてではないが)保存鉄道が、ほとんど、クラブメンバーの趣味と手弁当と寄付で保管されているにもかかわらず、きれいな状態で保管されているのと比べると、あまりにぼろぼろ。

日本の鉄道ファンの数はZLにくらぶればはるかに多いはずなのにねぇ。
総花的にあれもこれもと気が散って、集中徹底できない日本人の悪い癖が出たかのような散漫な展示。(ぼろいだけではない)
寄付の文化。 挑戦する精神の大小。 が、この差を作り出しているんでしょうね。
ある意味、ZLの保存鉄道は割り切っています。
日曜日に1往復走らせるだけ。 とか、観光シーズンだけ資金稼ぎに無休で運転して、オフシーズンは分解して修理を進めるとか。ね。
(寄付のお願いもしょっちゅうで、せっせと小切手送らさせていただいた。) 「錆び落としの手が足りない。錆び落としの根気がある人募集」なんていう新聞記事が出たりもするから、「蒸気機関車のボイラーの整備はできないけど、それならやるよ」というボランティアが名乗り出たりする。
下写真ギズボーン駅にて

すくなくとも鉄道公園にパンダとピカチューは要らないだろう。。。。 

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