謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今は亡き桂文治師匠曰く、
「日が出てからが「明くる日」、だから『あけましておめでとう』と言うだろう。 除夜の鐘だって『夜をはらう鐘だ』。」
というわけで本当を言うと、PGJのQTHは山の陰で0700JST現在、まだ日は出てこないので「明けていないけどおめでとう」が正確なところhi

ねずみ年ですね。
この実物大ラットは去年IKEAの開店セールで山積みにされていたものを3つ買ってきたものです。結構可笑しいでしょ。 普段はシャックのデスクランプの上に座っています。 
あんまりリアルなんで、前の職場に居た大学の後輩にやったら笑い狂っていたものですhi。
PGJの母校は生命科学系の大学なので、学生は全員実験動物のお世話になります。
アフリカツメガエル(こいつの心臓は取り出してもやたらと元気に動き続けるので心臓系の実習には欠かせない)や、ウサギ、犬など色々な種類の動物が使用されますが、学生レベルではネズミが一般的です。
というわけで卒業生は色々こいつらには思い出があるものなのです。
さて実験動物としてよく使われるネズミですが大別して2種類います。 ラットはこのサイズで、この半分くらいのがマウスです。
マウスはかわいいが、ラットはでかいのでねぇ。 ちょっと。。。
PCの操作をするのもマウスですが、これがラットサイズだったらちょっと操作が大変ですhi。
多くの場合、ネズミの類を実験に使用する場合はあらかじめ死んでいただきますが、薬剤で殺すと臓器が薬品の悪影響を受けて困りますので、一般的な殺し方は「頚椎脱臼」です。

このように首を押さえておいて尻尾をグンと引っ張ると頚椎が抜けて即死します。 これは人間の絞首刑も同様です。 (あれは窒息死するわけではなくて頚椎脱臼による即死です。 だから、苦しみが少ないので「残虐な刑」では無い。というのが日本国政府の見解だそうです。)
まぁ、ほとんどの学生が大学の実習で始めて自らの手で哺乳類の動物を殺すという経験をするわけですから、授業内容は忘れても、頚椎が抜けたときの感触は覚えている人が多いようです。
(日本人は魚は生き物ではないと思っているので魚を殺す事に抵抗感の無い人がほとんど)
ところで、昨今は我が母校にも「動物実験反対」などと唱える頓馬な学生が入学してきましてOBをあきれ果てさせております。「芸大へでも行けば?」と思うのだがね。
人間で実験するわけにいかんだろうに。
皆様の「安心安全」を保証する為に、実験動物が皆様のお役に立っております。

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