陪審員

crop asian judge working on laptop in office

ZL2のネーピアに住んでいた頃、裁判所から御呼び出しを受けました。 曰く「貴殿は、とある裁判の陪審員として指名されました。やむをえない理由以外で拒否すると豚箱行きですぜ」
ZLの陪審員は選挙人名簿から無作為に抽出されます。 ZLに3ヶ月以上滞在している人は郵便局で選挙人登録をせねばなりません。 べつに日本人でも。 国籍は無関係。
住んでいれば選挙権があるわけで。 何しろ移民の国だからね。 JAとは事情が違います。
選挙権には漏れなく陪審員義務も付いてきます。 で、来た訳。
さて困った。 だいたいろくでもない事件を起こす連中はまともな英語を話さない。 日本人の馬鹿ホリ(おつむの弱い多くのワーキングホリデーの若者の通称)の飲酒運転事故ならまだしも、ろくでもない層の現地人の英語は物凄くて理解が困難。
というわけで、「陪審員任命を拒絶します。食品工学とビジネスの話なら全く困らないが、法曹用語と、あのひどい英語がわからないからです。」と手紙を出しました。
裁判所からは
「もっともな理由であるので免除します。この免除証明は保管しておいて下さい」という返事が来ました。
日本も裁判員制度が始まりますね。
考える能力の枯渇した日本人と、頭が硬直した公務員の裁判官の組み合わせ。。
どんな判決が出るのやら。。。hi

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