ヘッドハンティング

先週末に富岡市(JCC1610)の富岡製糸場址へ行ってきました。
歴史の教科書に載っているあれです。



以上3枚は有名な建物ですがこちらは実は倉庫。
工場建屋は以下です。




糸繰機械は昭和の日産プリンス製。 絹糸製糸の世界では今でも最新型だそうです。
フルメカニカルのフルオートマチックだそうで、なんともすごいですね。

重い瓦屋根を木骨トラスで支えています。
この製糸場を運用込みで設計したのがフランス人のお雇い外人。 年俸現在の邦貨で6億とか。 その代わりに実にいい仕事しています。 自分の国の技術と現地にある技術の融合が得意な人がグローバルエンジニアリングで生きていける人です。
そうでないのは散々見てきたね。 つける薬が無いというか。 
それらとは違って明治新政府には技術者を見る目のある人が多かった。 何しろ奴らほとんど、医学や軍楽から出てきた理科系だったからね。
このフランス人を見出したのは偉かった。

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