甘酒

えーと
昨日JOAKで上司と部下が入れ変わるという番組をやっておりましたね。
森永様。 http://www4.nhk.or.jp/P5013/5/
なんでもこの夏の猛暑で甘酒が熱中症対策に良いとかで販売競争激化だそうです。 競争の激しいところにワザワザあとから「売れそうだ」で入っていくのは日本企業の体質なんだろうかねぇ。 そんな各社が入り乱れるので、先行組も大変ですね。
さて、PGJも店頭で愛すべきTBA容器充填の甘酒を見て「冷やし甘酒が飲みたいな。」 と思ってマルコメ様の製品を買いました。 なぜマルコメか? 既に人口に膾炙している通り甘酒には普通の甘酒と貧者の甘酒があります。 PGJの生まれた家は貧乏だったので甘酒と言えば貧者の甘酒。 これは万葉集に載っているくらい歴史のある飲料だそうですが、酒粕を水に溶いて作るものです。 PGJはこれが嫌いでねぇ。 醸造学なXYLに「普通の甘酒」を教えてもらうまで甘酒を毛嫌いしておりました。 マルコメ様の甘酒は「水、米、米麹、食塩」で作る普通の甘酒なんです。

       
さて、一方森永様のはPGJの嫌いな「酒粕」が原料の貧者バージョン。 しかも森永様は値段勝負らしく原材料が「砂糖、酒粕、米麹、食塩/安定剤(増粘多糖類)、酸味料、香料」。
森永様の方が容器の値段をボリュームディスカウントで安く出来ているのもありましょうが3割ほどお値段が安い。 まぁ上記の配合ですから、コメ主体のマルコメ様に比べれば中身の原価もかなり安いのでしょう。
食品添加物で美味しさを安価に実現すると言うのは正しいことですし、食品工業として技術力があるからこそさまざまなフレーバーの製品を安価に作れるのでしょうから森永様の甘酒も売れるでしょう。
結局嗜好品ですから買う人が「味と値段のバランスが取れている」と思えばそれで良いわけです。 私は酒粕甘酒はゴメンです。

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