購買層は?

レカロと聞いて「高くて買えん」というのは昔のクルマ好きの反応。
高いよねぇ。 20代の頃は一か月分の給料より高かった。
おまけに車検に通らなかったから、そのたびに脱着があって、導入に二の足を踏むという典型的例でしたね。 
で、そのレカロのカタログです。
販売店用ではなくて、消費者にばらまく用です。
   
スポーツカー用品のカタログと言ったら、こういう写真が王道ですよね。
それは今も昔も同じ。
   
クワトロいいね。 というノリですが。が。
スポーツカーっぽいのは、このページばかりで、
     
どこの女子供用の雑誌だよ。 というページが延々続きます。
で、疑問。
こういう印刷物はえらいコストがかかります。 発行部数次第ですが安くて数百万。 通販雑誌などは億がいくつも飛んでいきます。
当然製品原価(輸入製品原価、輸入輸送通関諸掛、保安基準試験費用、国内SCMコスト、広告宣伝費、雇用している社員の人件費、本国へ払う看板料。のひっくるめ)は上がります。
製品原価は小売価格の1/3から1/2ですから。 小売価格の2/3で小売店に直卸して、何とかとんとん。
外資で工場を国内に持たないマーケットカンパニーなら、本国の輸出原価を高め設定にして、日本子会社を赤字にしておけば本国に自動的に利益が行くので、どうでもよろしい話ですが。
で、カタログが若い女の子を意識している。
その製品の価値は知らないけど、他人とは違う、誰でも知っているものを持ちたいというのが日本人の一般的性癖で有ることを考えても、女の子が車乗るのか?
いまどきの若年都市住民は免許さえないぞ。
若い女の子がお母さんになってレカロの乳母車を買ってくれないかというつながりは、ビジネス戦略として無駄な気がするし。
http://jp.recaro-cs.com/bebika.html
わからん!

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