化粧品のクレーム

makeup palette

品質保証なんぞしていると色々なクレームに出会いますが、化粧品メーカーに勤める友人から聞いた「絶対にない種類のクレーム」には納得するやら、驚くやら。
それは、
「貴社の化粧品を使ったけれど綺麗/美人にならなかった」
だそうです。
そういわれればそうですよねぇ。
使用してアレルギーが出た、肌荒れした、というのはあるでしょうが、「美人にならなかった」というのは自己否定ですものねぇ。
XYLと大笑いしていました。
ちなみに化粧品メーカーに勤めながら化粧をほぼしないこの友人(女)は、「化粧品なんて綺麗になるかもしれないという勘違いで売れているのよ。」と「馬鹿が何を顔に塗っても脳味噌の化粧は出来ないのよ」という名言も発しております。
うーむ、実に名言。
ところで、化粧品を並行輸入で売っている人が居ます。 日本語のラベルを貼り付けたら「製造行為」が発生するから、都道府県知事から製造場の免許を貰わなくてはいけないはずだが、まぁ当然のように「知りませんでしたでしょうなぁ」
製造者には薬剤師の資格も必要なんだが。
だいたい、人種や気候が違うのに西洋人用の化粧品をつけてもどうにもならん。
接着剤だって木工用、プラスチック用と下地の違いによって成分が違うではないか。
東アジアで資生堂がブランド品なのも、日本製である事と共に、人種と気候の近さによる共通性が人気を集めているからかもしれませんね。
ちなみに資生堂。 ギズボーンの薬局でさえ売られていました。 そんなにアジア人は居なかったんだがなぁ。 (でもZLの人口の1割以上は中華系)
そうそう、静岡県は化粧品工場がパラパラあって。
資生堂も掛川市(JCC1814)にあります。
ポーラは袋井市(JCC1817)、ヤクルトは裾野市(JCC1821)、ロレアルは御殿場市(JCC1816)
さすが白く化粧をした富士山のある県です。

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